ネットショップを開こうと思っています。
でも、商品がまだ3つしかありません。
これでは格好がつかない気がして、開くのを先延ばしにしている。
この状態の人は多いです。
結論から書くと、3つでも開いていいです。
むしろ、揃うのを待つほうが損をします。
品数が揃うのを待つと、いつまでも開かない
「10種類になったら開こう」と決めたとします。
10種類つくるあいだ、売上はゼロです。
そして10種類できたころには、たいてい「やっぱり20種類は欲しい」と思っています。
基準が自分の中にしかないと、いつまでも足りません。
足りているかどうかを決めるのは、買う人だからです。
最初のお客様は、並んでいる数を見ていない
大きな通販サイトを開くとき、人は「何があるか」を探しに行きます。
比べるために行くので、品数が意味を持ちます。
けれど、個人のネットショップに来る最初のお客様は、事情が違います。
SNSで見かけた、知り合いから聞いた、教室で会った。
その人に興味があって来ています。
この人が知りたいのは、選択肢の多さではありません。
これは何か、いくらか、いつ届くか、この3つです。
3つの商品でも、この3つが分かれば買えます。
数が少なくても成立する条件
ただし、少ないからこそ、そろえておくべきものがあります。
- 誰のための商品か、1行で書いてある
- 写真が明るい(背景が散らかっていない、影が濃すぎない)
- 送料と発送までの日数が、探さなくても見える場所にある
- 特定商取引法に基づく表記が入っている
いちばん多い取りこぼしは、3つ目です。
送料がいくらか分からないと、そこで手が止まります。
金額そのものより、分からないことのほうが理由になります。
4つ目は、法律で決まっているものです。
ネットショップの多くは、開設のときに入力する欄が用意されています。
面倒でも、最初に埋めてしまってください。
開いてから分かることのほうが多い
手元で考えていても、分からないことがあります。
- どの商品が実際に選ばれるか
- どの写真で手が止まるか
- 梱包と発送に、自分がどれくらい時間を使うか
3つ目は、開くまでほぼ分かりません。
1件の注文にどれだけ手間がかかるかを知らないまま20種類つくると、売れたときに回らなくなります。
少ない状態で1件経験しておくほうが、あとが楽です。
商品を増やしてから開くのではなく、開いてから、売れたものの隣に増やしていく。そのほうが、無駄になる商品が減ります。
今週やるなら、この順番で
- いま出せる商品を、数にこだわらず並べる
- それぞれに「誰のためか」を1行つける
- 送料と発送日数、特定商取引法に基づく表記を埋める
- 自分で一度、購入まで進んでみる(テスト注文)
最後のテスト注文は、必ずやってください。
自分で買ってみると、分かりにくい場所がその場で見つかります。
ネットショップは、開くことがゴールではありません。
開いてから育てるものです。
3つで開いて、売れたものの隣に4つ目を足していく。
そのほうが、揃うのを待つより早く進みます。


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