商品の説明に、何を書くか

ネットショップに商品を並べたあと、説明欄で手が止まることはありませんか。
写真は撮った。値段も決めた。
けれど説明の欄には、商品名とサイズしか書けていない。

何を書けばいいか分からないというより、書くことがない気がしてしまう。
この感じは、売る側だから起きるものです。

買う人は、最後に迷っている

商品ページを開いた人は、買うかどうかを決める途中にいます。
そこで迷うことは、だいたい決まっています。

  • 自分の用途に合うのかどうか
  • 大きさや量が、思っているとおりか
  • 届いたときに、写真と違わないか
  • いつ届くのか

説明欄の役目は、商品を褒めることではありません。
この4つに答えることです。
答えが書いていないと、その人はあなたのページをサッと閉じてしまいます。

書く順番

上から順に書くと、迷いにくくなります。

  1. どんな人に向いているか(1行)
  2. 何ができるか、どう使うか
  3. 大きさ・量・素材・枚数などの数字
  4. 写真では分からないこと
  5. 注意してほしいこと
  6. 届くまでの日数

1行目がいちばん大事です。
「小学1年生から3年生のお子さんと、家で英語を始めたい方へ」のように書きます。
自分に向けられたものだと分かった人だけが、その先を読みます。

写真では分からないことを、言葉にする

ここを書けている商品ページは、あまり多くありません。
写真に写らないものを書くと、それだけで説明が厚くなります。

  • 手に持ったときの重さ(軽い、思ったより重いなど)
  • 手触り
  • 厚み
  • 色の見え方(画面と実物の差)
  • 音やにおい
  • 印刷物なら、紙の種類と裏写りの有無

ダウンロード商品なら、書くことは少し変わります。
ファイルの形式、枚数、印刷するときの用紙サイズ、白黒で印刷できるかどうか。
買ったあとに「思っていたのと違った」となる場所を、先に埋めておきます。

書かないほうがいいこと

説明を厚くしようとして、かえって読まれなくなる書き方があります。

  • 「最高の」「こだわりの」のような、中身のない言葉
  • 作り手の思いだけが長く続く文章
  • 誰にでも当てはまる説明(どんな方にもおすすめです、など)
  • 効果を言い切る表現

思いを書くのが悪いわけではありません。
置く場所の問題です。
先に数字と使い方を書いて、思いは最後に短く置きます。

説明が思いつかないとき

売る側の頭では、言葉が出てきません。
そのときは、買う側の質問を書き出してみてください。

これは何に使うものですか。
どれくらいの大きさですか。
うちの子でも使えますか。
届くまでどれくらいかかりますか。

この質問に答えていくと、そのまま説明文になります。
実際に聞かれたことがあるなら、その言葉をそのまま使ってください。
自分で考えた言い回しより、届きます。

返品やキャンセルの決まりも、あわせて書いておくと問い合わせが減ります。
書き方は返品とキャンセルを、先に書いておくにまとめています。

最後に

説明欄は、一度書いたら終わりではありません。
問い合わせが来たら、その答えを説明欄に足していきます。
同じ質問は、二度目からは来なくなります。

まず1つだけ、いちばん売りたい商品の説明を書き直してみてください。
上の6つの順番どおりに並べるだけで、ずいぶん変わります。

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