ホームページは、何ページ必要か

ホームページを作ることになりました。
それで、何ページ作ればいいのでしょうか。

見積を取ると、ページ数で金額が変わります。
だから、ここを先に決めたくなります。
でも、数から考えると、たいてい多くなりすぎます。

多いほうがいい、ではありません

ページが増えると、いいことばかりではありません。

  • 作る費用が上がる
  • 載せる文章と写真を、その分だけ用意することになる
  • 公開したあと、更新する場所が増える
  • 見る人が、どこを読めばいいか分からなくなる

2つ目がいちばん重くのしかかります。
ページを作るのは制作側ですが、中身を用意するのは事業をしている本人です。
10ページ分の文章を書けずに、半分が空のまま止まっているホームページは、よくあります。

最低限は4ページ

ひとりで事業をしているなら、この4つで足ります。

  1. トップページ(何をしている人か、誰のためか)
  2. サービスと料金(何をいくらで引き受けるか)
  3. 事業者の情報(誰がやっているか、連絡先)
  4. お問い合わせ

ネットで何かを売るなら、これにプライバシーポリシーと特定商取引法に基づく表記が加わります。
この2つは、好みではなく必要なものです。

逆に、最初から要らないものもあります。
よくある質問、お客様の声、ブログ。
どれも大事ですが、中身がたまってから作るほうが早いです。
空のページを先に作っても、誰も読みません。

増やすかどうかは、検索で決める

ページを増やすかどうかの判断は、感覚ではなく言葉で決められます。

お客様が検索しそうな言葉を、思いつくまま書き出してください。
そのうえで、こう考えます。

1つの言葉には、1つのページ。
言葉が違えば、探している人の目的も違うからです。

「山形 ロゴ制作」で探している人と、「名刺 デザイン 頼む」で探している人。
この2つを同じページに詰め込むと、どちらの人にも中途半端になります。
それなら、2ページに分けたほうがいいです。

ページ数は、サービスの数で決まるのではありません。探されている言葉の数で決まります。サービスが3つあっても、探されている言葉が1つなら、1ページで足ります。

1ページで足りる場合

次のどれかに当てはまるなら、長い1ページだけで構いません。

  • 売るものが1つに決まっている
  • SNSやチラシから来てもらう前提で、検索はまだ考えていない
  • 期間が決まっている(体験会、講座の募集など)
  • まず出してみて、反応を見たい

1ページなら、用意する文章も写真も少なくて済みます。
公開までの期間も短くなります。

あとから増やせます

ここが、いちばん伝えたいところです。

ページは、あとから足せます。
最初に全部そろえる必要はありません。

むしろ、事業をやっているうちに「このページが要る」と分かってきます。
同じ質問を3回されたら、その答えでページを1枚作る。
この足し方のほうが、最初に想像で作るより、ずっと役に立つものになります。

何ページ必要か分からないときは、4ページから始めてください。
足りなければ足す。それで間に合います。

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