送料をいくらにするか、決められないとき

商品は決まりました。
写真も撮りました。
あとは送料を入れるだけ、というところで止まっています。

ネットショップを開くとき、最後まで決まらないのがここです。
そして、買う人がいちばん最後に離れていくのも、ここです。

決め方には3つしかない

迷うのは、選択肢が無限にあると思っているからです。
実際には3つだけです。

  1. 実費でもらう(配送会社の料金をそのまま)
  2. 全国一律にする(どこでも同じ金額)
  3. 商品代に含める(送料無料と表示する)

それぞれ、向き不向きがはっきりしています。

実費は正確だけれど、買う手が止まる

損はしません。
ただ、買う人は最後まで金額が分かりません。

買い物かごに入れて、住所を入れて、そこで初めて送料が出ます。
「思っていたより高い」となったとき、もう一度考え直されます。
ここまで来て離れられるのが、いちばんもったいないです。

実費が合うのは、商品が大きい場合や、重さが商品ごとに大きく違う場合です。
家具や、まとめ買いが前提のものがこれにあたります。

一律は、いちばん扱いやすい

小さくて軽いものを売るなら、まずこれで始めてください。

金額の決め方は単純です。
いちばん大きい商品を、いちばん遠い地域に送ったときの料金を調べます。
次に、近場に送ったときの料金を調べます。
その真ん中あたりに置きます。

遠方では少し足が出ますが、近場で埋まります。
そして、買う人は最初から金額が分かります。

北海道・沖縄・離島だけ別料金にするのは、よくある形です。
ここは実際の料金が大きく違うので、分けても不自然ではありません。

送料込みにできるかどうかの目安

「送料無料」がいちばん売れるのは事実です。
けれど、誰にでもできるわけではありません。

目安になる数字があります。
1回の注文で買ってもらえる金額が、送料の3倍以上あるかどうかです。

送料が500円で、平均の注文額が1,500円を超えているなら、込みにできます。
800円の商品を1つずつ買われている状態で送料込みにすると、利益がほとんど残りません。

送料込みにしたいなら、送料を下げるより、まとめて買ってもらう形を考えるほうが早いです。3個セット、詰め合わせ、2点目から割引。どれも1回の注文額を上げる工夫です。

決める順番

  1. いちばん大きい商品を梱包して、大きさと重さを測る
  2. 配送会社のサイトで、近場と遠方の料金を調べる
  3. 全国一律の金額を決める(北海道・沖縄・離島は別にしてよい)
  4. 梱包材の代金を、送料か商品代のどちらかに入れる

4つ目を忘れる人が多いです。
箱、緩衝材、テープ、納品書の紙。
1回あたり100円から200円ほどかかります。
ここを見ていないと、売れているのにお金が残りません。

送料は、あとから変えられます。
実際に何件か発送してみると、思っていたのと違うところが必ず出てきます。
完璧な金額を先に出そうとせず、一律で始めて、10件ほど送ってから見直してください。

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