紙の書類や手書きメモを、AIに文字にしてもらう

手書きのメモ、もらった名刺、紙で届いた案内。
これを打ち込み直す作業に、毎回時間がかかります。

スマホで撮ってAIに読み取らせると、ここが短くなります。
ただ、そのまま使えるものと、必ず直すものがあります。

向いているもの

  1. 印刷された文章(案内、説明書、チラシ)
  2. 自分の手書きのメモ(打ち合わせの書き取り)
  3. 名刺(会社名、氏名、連絡先)
  4. セミナーや講座で配られた紙
  5. 自分で撮った看板や掲示の写真

2つ目は、意外と読み取れます。
自分の字なら、間違っていても見てすぐ気づけるので直しやすいところです。

打ち込み直すのではなく、読み取ったものを直す作業に変わります。
1ページで5分くらい短くなることが多いと思います。

手順

  1. 紙を明るいところに置いて、真上から撮る
  2. 画像をAIに渡して、文字にしてもらうよう頼む
  3. 出てきた文章を、元の紙と見比べる
  4. 数字と固有名詞だけ、1つずつ確かめる

1つ目で結果が変わります。
斜めから撮ると文字がゆがんで、読み間違いが増えます。
影が入らないように、自分の体で光をふさがない位置から撮ります。

2つ目のとき、何をしてほしいかを添えます。
「この画像の文字をそのまま書き出してください」。
要約してほしいわけではないので、そこを書いておきます。

4つ目は飛ばさないようにします。
ここが、この作業でいちばん大事なところです。

読み間違いが出やすいもの

  1. 数字(1と7、0と6、3と8)
  2. 電話番号やFAX番号の桁
  3. 人の名前と地名(読みが複数あるもの)
  4. 単位(千円と万円、個と箱)
  5. 表の中の数字(どの列のものか入れ替わる)

5つ目が、いちばん気づきにくいところです。
文章としては通っているのに、金額が別の行のものになっていることがあります。

表を読み取らせたら、表計算ソフトに貼って、合計が合うかを確かめます。
計算そのものをAIに頼まないのはAIで、事務の何を減らせるかに書いたとおりです。

3つ目も、仕事の連絡で使うときは確かめます。
名前を間違えたまま返信すると、そこが先に目に入ります。

読み取らせないもの

紙に書かれているものには、入れないほうがよいものもあります。

  1. お客様から預かった書類(申込書、アンケート、名簿)
  2. 他の人の氏名や住所が並んでいるもの
  3. 通帳やカードの写し
  4. 契約書や、相手の社内の資料
  5. 子どもの写真や名前が入っているもの

1つ目は、自分のものではない情報です。
渡した本人が、AIに入れられるとは思っていません。

打ち込みが大変でも、ここは手で入力します。
どこまで伝えていいかの線引きはAIに、どこまで話していいかにまとめています。

自分の名刺や、自分が作った資料は入れてかまいません。
判断の基準は「自分のものか、預かったものか」です。

使い道の例

読み取ったあと、そのまま次の作業につながるものがあります。

  1. 打ち合わせのメモを、箇条書きに整えてもらう
  2. 紙で届いた案内を、自分の予定表に入れる文に直してもらう
  3. 手書きの材料のリストを、注文用の並びに直してもらう
  4. 講座で配られた資料を、自分用のメモにまとめてもらう

1つ目は、打ち合わせの直後にやると残ります。
自分の字を読み取らせて、そのまま整えてもらう流れです。

ただし、整えてもらった時点で、元のメモにない言葉が入ることがあります。
整える前の書き出しも残しておくと、あとで見比べられます。

紙を残すかどうか

文字にしたから紙を捨てる、とはしないほうがよいと思います。

請求書や領収書のように、保存の決まりがあるものもあります。
保存期間については見積書と請求書に、何を書くかに書いています。

読み取ったのは控えとして使い、紙はそのまま残しておきます。
打ち合わせのメモのように、自分用のものは文字にしたあとで処分してかまいません。

最後に

この作業で減るのは、打ち込む時間です。
確かめる時間は減らないので、そこは残すつもりで使うほうがよいと思います。

まず、手元にある自分の手書きメモを1枚撮って、文字にしてもらってください。
どこを直すことになるかが分かれば、次から使うかどうかを決められます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました