「贈り物にしたいのですが」というDMが届く。
のしは付けられますか、金額の分かるものは入れないでほしい、直接送れますか。
その場で考えて返していると、人によって答えが変わってきます。
先に決めておくと、聞かれたときに迷いません。
先に決める3つ
- ギフトの注文を受けるか、受けないか
- 受けるなら、どこまでやるか(包装、カード、のし、別の住所へ送る)
- 追加の料金を取るか、取らないか
1つ目で「受けない」と決めてもかまいません。
1人で事業をしている場合、包装の作業が増えると発送が遅れます。
3つ目は、無料にすると後で有料にしにくくなります。
包む時間と資材の分だけかかっているので、金額を付けておくほうが続けやすいと思います。
100円でも、付けておくと「頼むかどうか」を相手が選べます。
金額が分かるものを入れない
贈り物でいちばん気にされるところです。
箱に入っているもので、金額が分かるものを確かめます。
- 納品書や明細
- 値札、シール
- 宅配の伝票に書かれる品名と金額の欄
- 商品に付いたままの価格のタグ
3つ目を見落とすことがあります。
着払いや代引きでなければ金額は出ませんが、伝票の控えが同梱されることもあります。
注文のときに「贈り物」と分かる仕組みを作っておきます。
買い物かごの備考欄に書いてもらうか、ギフト用の項目を用意します。
メッセージカードとのし
この2つは、手間がかなり違います。
メッセージカードは、相手の文章を書き写すだけです。
文字数の上限を決めておくと、書く時間が読めます。
「30文字まで」のように書いておきます。
のしは、種類と書き方の決まりがあります。
内祝い、御礼、御供。表書きと名前の入れ方が変わります。
のしの選び方は依頼者によって色々あるので、のしは受けないと決めておくほうがよいと思います。
間違ったのしを付けると、贈った人が困ることになります。
受けるなら、何に使うのかを必ず聞きます。
送り先が買った人と違うとき
ここで連絡の行き違いが起きます。
決めておくのは2つです。
届いたことの連絡を、買った人に送るか。
送り先の人に、誰からの贈り物かが分かるものを入れるか。
2つ目を入れておかないと、受け取った人が差出人を自分の店だと思います。
知らない店から荷物が届いた形になるので、カードや送り状で贈り主の名前を伝えます。
送り先の住所は、間違いが起きやすいところです。
注文を受けたあとに、住所と氏名を書き写して相手に確認してもらいます。
届かなかったときに戻ってくるのは、こちらの手間になります。
日付の指定
誕生日やお祝いの日に合わせたいという話が出ます。
指定を受けるかどうかを決めておきます。
受ける場合は、何日前までの注文で受けられるかを書いておきます。
そのうえで、「必着」の約束はしないほうがよいと思います。
天候や配送の事情で遅れることがあり、そこはこちらで決められません。
「○日に届くように発送します」までにしておきます。
受けないと決める場合
受けないほうが続くこともあります。
その場合は、商品ページに書いておきます。
「ギフト包装、のし、別の住所へのお届けは承っておりません」。
書いてあれば、聞かれる前に分かります。
断る連絡をするより、先に書いておくほうが気が楽だと思います。
包装はしないけれど、箱はきれいなものを使う、という形もあります。
そのまま渡せる状態にしておけば、贈り物にする人が自分で包めます。
商品ページに書くこと
- ギフト包装を受けるかどうか、料金
- メッセージカードの有無と、書ける文字数
- のしを受けるかどうか
- 別の住所へ送れるかどうか
- 金額の分かるものを入れていないこと
- 日付の指定を受けられる期限
5つ目は、書いておくと聞かれなくなります。
「納品書は同梱しておりません」の1行です。
写真も1枚あると伝わります。
包装した状態の写真を載せておけば、どんな形で届くのかが分かります。
連絡の文面を作っておく
ギフトの注文のときだけ、送る連絡が増えます。
用意しておくのは2つです。
送り先の住所と氏名を確認する連絡。
発送したことを、買った人に伝える連絡。
2つ目には、追跡番号を入れておきます。
買った人は届いたかどうかを確かめられないので、ここがあると安心されます。
注文のあとの連絡は注文が入ったあと、何をするかにまとめています。
送料の決め方は送料をいくらにするか、決められないときに書いています。
最後に
ギフトの注文は、単価が上がりやすいところです。
そのぶん、聞かれることと作業も増えます。
まず、受けるか受けないかを決めて、商品ページに1行書いてみてください。
受けると決めたなら、包装した状態の写真を1枚撮るところからです。


コメント