ネットで売ろうと決めたあと、どこで売るかで考えがまとまらなくなることがあります。
自分のショップを開くのがいいのか。
大きなモールやフリマアプリに出したほうが早いのか。
調べるほど、どちらにも利点があって決まりません。
違いは3つだけ
細かい機能の差を見ていくと終わりません。
決めるときに見るのは、次の3つです。
- 何もしなくても人が来るか
- 売れたときに、いくら引かれるか
- 買ってくれた人と、またつながれるか
大きなモールやフリマアプリ
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、メルカリ、minne、Creema などです。
いいところ
人がすでに集まっています。
「買うつもりで」探している人が中にいます。
自分で集客しなくても、検索で見つけてもらえる可能性があります。
買う側の手間も少なくなります。
すでに会員になっていて、住所もカードも登録済みだからです。
気をつけるところ
- 売れたときに引かれる割合が大きい(数パーセントから十数パーセント。サービスによって差があります)
- 同じような商品が隣に並ぶので、値段で比べられる
- 買った人の連絡先は、基本的に自分のものにならない
- 見せ方のルールが決まっていて、自由に作れない
- 規約が変わったときに合わせるしかない
手数料は、使うサービスと商品の種類で変わります。
月額の費用がかかるものもあります。
決める前に、そのサービスの料金ページで必ず確かめてください。
自分のショップ
BASE、STORES、Shopify などで作るものです。
ホームページの中にショップ機能を足す形もあります。
いいところ
- 引かれる割合が小さい
- 見せ方を自分で決められる
- 隣に競合が並ばない
- 買ってくれた人に、次の案内を送れる
- 値段を下げる方向に合わせなくていい
4つ目が、長い目で見るといちばん大きい差です。
一度買ってくれた人にもう一度買ってもらうほうが、新しい人を見つけるより楽です。
気をつけるところ
開いただけでは、誰も来ません。
ここがいちばん大きな違いです。
SNS、検索、チラシ、名刺。
自分で人を連れてくる必要があります。
その手間を見ておかないと、「開いたのに売れない」で止まります。
どちらを先にするか
すでに人がつながっている先があるかどうかで決めます。
InstagramやLINE、教室の生徒さん、お店の常連さん。
すでに届けられる相手がいるなら、自分のショップから始めて問題ありません。
連れてくる人がいるので、開いた日から動きます。
届けられる相手がまだいない場合は、モールやフリマアプリのほうが早く1件目が出ます。
最初の1件が出ると、作っているものが売れるかどうかが分かります。
そこが分かってから自分のショップを作っても遅くありません。
両方使う場合
両方に出すこともできます。
そのときは、役割を分けておくと管理が楽になります。
- モールには、探されやすい定番の商品を出す
- 自分のショップには、全部を置く
- 値段は、どちらも同じにする
- モールで買ってくれた人に、自分のショップを知ってもらう工夫をする(同梱のカードなど)
値段を変えると、見比べた人が混乱します。
手数料のぶん高くしたくなりますが、同じにしておくほうが説明が要りません。
同梱のカードについては、入れていいかどうかがサービスごとに違います。
外部へ誘導する行為を禁じているところもあります。
入れる前に、そのサービスの規約を見てください。
決められないときは
両方を同時に始めないでください。
どちらも中途半端になります。
片方で3か月やってみて、数字を見てから足す。
この順番にすると、増やしたぶんの効果が分かります。
商品が少なくて迷っている場合は、商品が少なくても、ネットショップは開いていいもあわせてどうぞ。
最後に
どちらが正しいということはありません。
いま人を連れてこられるかどうかで決まります。
連れてこられるなら、自分のショップ。
まだなら、人が集まっている場所を借りる。
そのあとで移ってもかまいません。


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