AIを使えば、自分でホームページを作れるか

AIを使えば、ホームページは自分で作れる。
そう聞くことが増えました。

頼もうかと考えている人にとっては、気になるところだと思います。
自分でできるなら、そのほうがいい。
実際のところを書いてみます。

作る部分は、できるようになった

ここは、はっきりそうだと言えます。

  • 文章の下書き
  • 配色やレイアウトの案
  • テンプレートを選んで、中身を入れ替えること
  • 画像を用意すること
  • 簡単なコードを書くこと

この部分は数年で大きく変わりました。
見た目だけなら、半日でそれらしいものができます。
以前は専門の人に頼むしかなかったところが、自分の手で動かせるようになっています。

だから、自分で試してみることは悪いことではありません。
やってみたほうがいい場合もあります。

手が止まってしまうのは、作る前と作ったあと

手が止まってしまうのは、たいてい作る作業の前後です。

作る前

誰に向けて出すのか。
何を言って、何を言わないのか。
何ページ必要で、どの順番に置くのか。

ここを決めないままAIに頼むと、一般的な文章が返ってきます。
どの業種にも当てはまるけれど、誰にも刺さらないものです。
AIは、こちらが持っている材料以上のものは出せません。

自分の仕事を言葉にする作業は、代わりにやってもらえない部分です。
できあがった文章が自分のものに聞こえないときは、ここが抜けています。

作ったあと

見た目ができても、公開してからの作業が残ります。

  • ドメインとサーバーの契約と、毎年の更新
  • スマホで見たときの崩れ
  • 問い合わせフォームのメールが届くかどうか
  • 内容を書き換えるときの手順
  • バックアップ
  • 見た目が急に変わったときの原因探し

この中でいちばん多いのが、問い合わせメールが届かない状態です。
フォームは動いているように見えて、送信された内容が迷惑メールに入っている。
気づかないまま数か月たっていることがあります。

自分で作るのに向いている場合

  • まず試してみたい
  • いまは費用をかけられない
  • 載せる内容が少ない(1ページで足りる)
  • 公開の期限がない
  • 自分で手を動かすのが好きで、調べるのも苦にならない
  • 更新を自分の手でやりたい

この条件に当てはまるなら、自分で作って問題ありません。
作ってみると、自分の仕事をどう説明すればいいかが見えてきます。
その経験は、あとで人に頼むときにも効きます。

頼んだほうが早い場合

  • 公開の期限が決まっている(開店、イベント、補助金の申請など)
  • 問い合わせの数が売上に直接つながっている
  • すでにサイトがあり、作り直しになる
  • 写真や原稿がそろっていない
  • 一度自分で作りかけて、途中で止まったことがある
  • 作る時間を、本業に使ったほうが明らかに稼げる

最後の項目が、実は分かりやすい目安になります。
自分の1時間あたりの売上を出して、作業にかかる時間を掛けてみる。
その金額が制作費を超えるなら、頼んだほうが安く済みます。

自分で作るか頼むかの判断は、ホームページは、自分で作るか、頼むかにも書いています。

自分で作るなら、ここだけ押さえる

あとから困りやすいところだけ挙げます。
この5つを押さえておけば、やり直しになっても軽く済みます。

  1. ドメインは自分の名義で取る
  2. サーバーの契約も自分の名前とメールアドレスで行う
  3. 問い合わせフォームは、公開前に自分で送信して、届くか確かめる
  4. スマホで上から下まで見て、崩れていないか確かめる
  5. 月に1回、バックアップを取る

1つ目と2つ目は、あとから自分で操作できるかどうかに関わります。
理由はサーバーとドメインは、誰の名義で契約するかに書いています。

3つ目と4つ目の確かめ方は、問い合わせフォームに、何を書いてもらうかとスマホで見たときに、崩れていませんかにあります。

AIに任せる部分と、自分で決める部分

作るかどうかに関係なく、ここの分け方は同じです。

任せていいのは、下書き、言い換え、案を並べること、繰り返しの作業。
自分で決めるのは、誰に向けるか、何を載せないか、金額、最後の見た目。

詳しくはAIに任せていい仕事と、自分でやる仕事に書いています。

最後に

AIで自分で作ってみるのは、試す価値があります。
やってみて止まった場所が、そのまま「人に頼むときに伝えること」になります。

止まったのが作る作業そのものなら、調べながら進められます。
止まったのが「何を書けばいいか分からない」だったときは、そこは誰かと話したほうが早く抜けられます。

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